令和6年度、着任式、始業式

  4月8日(月) 令和6年度がスタートしました。始業式に先立ち、着任式が行われ、新たに15名の先生方をお迎えいたしました。先生方からのあいさつ、生徒からの歓迎のことばがありましたが、生徒みんなの話を聞く姿勢が立派で、新しく来られた先生方から「すばらしいですね」とお褒めの言葉もいただきました。

 続いて行われた始業式。校長からは、「目標」を持つこと。「志」を持つこと。の話があり、その後各学年代表生徒からは、今年の目標・頑張りたいことが発表されました。具体的に何をどう取り組もうと思っているのか、明確になっていて、すでに意識して取り組んでいることが分かりました。この1年でどこまで成長できるか、生徒の皆さんの活躍が本当に楽しみです。


【1学期始業式:校長式辞(ダイジェスト)】   この大切な1年を有意義に過ごすためには、やはり、「目標」を持つことであり、「志」を持つことです。1年後の自分、卒業後の自分、5年後、10年後の自分をイメージし、「なりたい自分」その実現に向けて一歩一歩前進してほしいと思います。今、何をすべきか、ゴールの姿から逆算して考えるという力を多くの人が身に付けてきたと思います。どうぞ、「誰かに、してもらう」や「教えてもらう」という受身ではなく、「自分から行動する」「自分から学ぶ」という主体的な態度を意識して頑張ってほしいと思います。

 ある人が、教会を建てているレンガ職人、3人に対し「何をしているのですか?」と聞くと、3人それぞれの答えが返ってきました。1人目の職人は「レンガを積んでいるんだ。」と答えました。2人目の職人は「教会をつくっているんだ。」答えました。3人目の職人は、「歴史に残る大聖堂をつくっているんだ。」と答えました。同じ仕事をしていても、その仕事にどんな意義を感じているか、人によって異なりますが、3人目の人は、レンガを積む仕事が楽しいことはもちろん、その仕事が人の役に立っていることを自覚し、その後にどうつながっていくのか、目的意識や誇りを持っていることが分かります。先ほど言った「志」とは、そういうものだ思います。

 いかがでしょうか。みなさんのこれからの学校生活、勉強や部活動も同じではないでしょうか。授業・部活動の練習というレンガを日々、こつこつと積み重ねていくことは、何のためなのか、「仕方なく」や「何となく」ではなく、将来の自分の自己実現に繋がっているんだということを自覚して、目的意識を持って取り組むことができれば、モチベーション(やる気)は高まり、学校生活に対する満足度・幸福度も高まっていくものと思います。
みなさんには、
・目標、志をもち、目の前のことに、全力で取り組んでほしいと思います。
・今やってることは、「夢につながっている」「将来につながっている」「目標の実現につながっている」と考えてほしいと思います。
・上手くいかないことがあっても、簡単にあきらめず、粘り強く取り組でほしいと思います。
そのためにも、新しいクラス、新しい仲間との生活が始まりますが、お互いを認め合い、支え合うこと。を大切に力を合わせて頑張ってほしいと思います。これまで培ってきた桜中の伝統の上に、新たな歴史を刻んでいくことを期待しています。ともに頑張っていきましょう。




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